MUSCLE ATTACK 3rdAL セルフライナーノーツ

3rd Album「HERCULES ROAD」のリリースにあたって、メンバーより各楽曲のライナーノーツが届きました!
メンバーによる楽曲解説やRECにまつわるこぼれ話など、ここでしか知りえないエピソードをご堪能下さい!
1. SURVIVE
words:SHINPEI / music:SHINPEI
【試聴】
◯SHINPEI
今回のアルバムは、再生した瞬間にヘヴィなサウンドがグサッと突き刺さる幕開けにしかたったんだ。
MUSCLE ATTACK全員が目の前で演奏しているような、リアルさを感じてもらえると思う。
歌詞には「ただ生きるだけじゃなく、自分の意志を持って生き続ける事が人生だ」と伝えたかった。
たとえ困難な状況であっても、自分の足で道を切り開こう。そういった意味を込めての「SURVIVE」なんだ。
◯Shunp
歌詞に出てくる「This is my life」
俺はこうゆう直接的で言い切る表現が好きなんだ。
んで、それを音にしてギターソロを弾いたらいいギターが弾けた。
ギタリストにもいろんなタイプがいると思うねんけども、俺はレコーディング一発勝負、アドリブドカーンなタイプやから、こうゆう曲って楽しいのよね。
ライブやとまったく違うギターアプローチするかもなので、そのあたりもお楽しみに (笑)
2. ヘラクレスロード
words:SHINPEI / music:SHINPEI
【試聴】
◯SHINPEI
パワー全開のギターリフ、キャッチーなメロディ。
MUSCLE ATTACKの進化したサウンドを、腹いっぱいに味わってくれ!
「ヘラクレス」が、何故楽曲タイトルやアルバムの表題にもなったかと言うと・・・。
筋肉隆々の勇敢なヘラクレスは、MUSCLE ATTACKが求めるサウンドのイメージにもピッタリだったし、ギリシャ神話では人生で2つの道があった時に、あえて困難なほうを選ぶことを「ヘラクレスの選択」と呼ぶらしい。そのストーリーにも凄く共感出来た。
さらにはドラムのHIDEHIROと今回のアルバムテーマについて話している時に、ヒデの昔のあだ名が「ヘラクレス」だった事もふと思い出して(笑)こんな偶然は二度と無い!と思ったんだ。
歌詞ではオレなりに「ヘラクレスの選択」を描いてみた。自分だけのヘラクレスロードを見つけようぜ!
◯HIDEHIRO
こいつはマジでやばいぜ♪
ヘヴィで、ソリッドで、パワフルで♪
演奏してるこっちも最高にクールでいられる♪
聴いてる みんな も耳筋あたりにビリビリきてるだろ♪
こんなイカした楽曲なかなかないぜ〜♪
おっと、勇者ヘラクレスから皆にメッセージだ♪
「コノアルバム1日1回ゼッタイキキナサイ♪」
だってよ〜♪
流石はヘラクレス様〜♪
3. LIVING DEAD
words:SHINPEI / music:SHINPEI
【試聴】
◯SHINPEI
1stや2ndアルバムには無い、ミディアムなテンポで重厚感のあるサウンド。
3枚目のアルバムだからこそ表現出来た、クールな一曲に仕上がったと思う。
人生で何かうまくいかない事があった時、人はつい自暴自棄になったり周りのせいにしてしまいがちだ。でもそれじゃ抜け出せない。そんな時こそ自分と向き合えば、何か答えが見つかるはず・・・。って思いを表してみた。
オレもスマートフォンやパソコンばかりとにらめっこしてないで、たまには自分と向き合わなきゃな!そんな事を考えながら、今日も筋トレに励んでいるぜ(笑)
◯HIDEHIRO
リんとしろ!
ビびってる場合か!
ン〜、なんて悩んでる暇はないぞ!
グだぐた言ってないで始めろ!
デっかいことに立ち向かえ!
ッて他人の言いなりになってちゃ駄目だぞ!
ドうどうと自分を生き抜くんだ!
4. PROLOGUE
words:Jong / music:Jong
【試聴】
◯SHINPEI
アルバム前半のヘヴィな音を良い意味でかき消してくれる、爽快な一曲!
サウンドもJongのヴォーカルも、カラッとした明るい世界観が良いよね。彼は本当に個性がある。
歌詞もJongらしさに溢れていて、決して強気ではないんだけれど心の奥底では野望を抱いてる感じが、勇気をくれる。
「夢から醒めても また夢見てた」って表現が特に好きだな。あとはギターソロ後のコーラスパートも気に入ってる。
◯Jong
この曲は実は上京して間もなくの頃くらいに作った曲で、当時から現在までを思い返しながら歌詞を書いてみました。あの若かった曲がいまになってこんなサウンドになって世に出せたのが嬉しい!
ちなみに上京してから長いこと住み続けてきた、この曲を生み出した部屋を引っ越しするって決まった時にこの歌詞を書きはじめたので、何やらいろんな思いが歌詞に詰まってると思います。笑
5. I WANNA ROCK ‘N’ ROLL
words:SHINPEI / music:SHINPEI
【試聴】
◯SHINPEI
オレのルーツ・ミュージックでもある70'sロック要素を、ガンガンに詰め込んでみたぜ!
Bメロやサビでは、オーディエンスと一緒に合唱するパートをふんだんに取り入れてみた。
ライブでも盛り上がる事間違い無し!是非一緒に歌って欲しいな。
歌詞は、MUSCLE ATTACKでは珍しい恋愛の歌。
「シェケナベイベー!!」なんて豪快に叫びたいけど、何も出来ない情けないヤツを歌ってる(笑)
でも、ライブの時くらいは一緒に叫ぼうぜ!I WANNA ROCK ‘N’ ROLL!
◯Jong
初めて聞いた時は今までのMUSCLE ATTACKでは変化球な曲かな?ってイメージだったけど、不思議なもので4人で音を重ねいったら、新しいけどなるほど MUSCLE ATTACKだ、っていう感じのサウンドになっていきましたね。
ライブでも盛り上がれる、ロックンロールソング!
6. BLUE SKY BLUE
words:SHINPEI / music:SHINPEI
【試聴】
◯SHINPEI
アルバム唯一の、アコースティックサウンドが加わったライトな曲。
元々はもっとテンポが速い楽曲だったんだけど、アレンジを重ねて行くうちにどんどん姿を変えていった。
こういう変化を味わえると、曲作りって本当に奥が深いなぁって思う。
ギターソロは前半がShunp、後半がSHINPEIというツインギター編成なんだけど、Shunpのギターセッティングをそのまま借りて弾かせてもらったんだ。
自分のギター以外で弾くソロってのも、なかなか新鮮で良いもんだ。
この曲を聴きながら、青い空を見上げてみて欲しい。みんなは、どんな事を思い出す?
◯Shunp
いやぁ、思い出しますね、甘酸っぱいあの頃を。まぁ今も俺は甘酸っぱい生き方してますけども (笑)
この曲は、いや、このタイプの曲は、はっきり言って「俺の辞書にない曲」なのであります。ほら、いつもドカドカやってるやん?
なのでレコーディングに入った時にふと思ったんですよ。
「…俺はなにすりゃいいんだろう?」と (笑)
ええ曲やねん、それは間違いない。
しかし俺の空色はブルーと言うよりはいつでもクラウディ。
なので俺は思ったのです。
「曲の中にすこしだけ雲を流す役割をしよう!」と。
さて、俺はどこに雲を流したでしょう? (笑)
7. LAST TRAIN
words:SHINPEI / music:SHINPEI
【試聴】
◯SHINPEI
この曲は元々、BREAKERZのデモとして作り始めていたんだ。
でも制作を進めていくうちに、MUSCLE ATTACKでもこういったポップなサウンドを表現しても面白そう!という発想に変わった。
結果、アルバムのカラーを色鮮やかにしてくれるお気に入りの一曲になったと思う。
イントロのギターや打ち込みドラムでは、電車が走る音をオレなりに表現してみたんだ。
大切な人とサヨナラする時、なかなかカッコいい言葉なんてうまく伝えられないよね。
でも、それでいいと思う。
不器用でも、嘘くさい言葉なんかより、精一杯の姿を見せられれば。
◯Jong
この曲のこの疾走感 ... 実はアルバムで一番好きです!
多分ライブでやったら感極まっちゃうだろうなぁって、なんかこうグッと来るものをリハで初めて合わせた時に感じたのを覚えてます。笑
あと個人的になんとなーく、春の晴れた川沿いを散歩しながら聞いたら泣いちゃいそうな曲です。笑
8. WHO I AM
words:SHINPEI / music:Shunp
【試聴】
◯SHINPEI
この「WHO I AM」は、MUSCLE ATTACK結成初期の頃から幾度となく演奏してきた楽曲なんだ。
ライブでどんどん曲が育っていって、最高に熟したこのタイミングでアルバムに収録する事が出来た。
Shunp作曲でしか出せない、独特の爆発力で満たされたサウンド。
オレSHINPEIとShunpのダブルヴォーカルも面白い構成になっているから、じっくり堪能してほしいな。
◯Shunp
まぁなんと言うかとっても俺っぽい曲です。
この曲っていつからあるんだろ?ライブでもガンガンやってるから、馴染みすぎていつからかわかんないや。
ライブではお客さん含めてピョンピョン跳ねるとこが多いん曲なんですが、みなさん足つったりしてませんでしょうか?
俺はたまにつっておりますが、笑顔で乗り切っております。
俺も歌ったりしてるこの曲ですが、曲中で出てくる「カモン!」のシャウト。
これはアルバムに毎回入ってくる『Mr.MUSCLE』の仕事なんですが、ここだけ切り取って携帯の目覚まし音にできないかと思っています。
さぁ、みんなで一緒に「カモン!」と叫びましょう 笑。
9. TIME GOES ON
words:SHINPEI / music:SHINPEI
【試聴】
◯SHINPEI
実はこの曲、原型となったデモが生まれたのは2012年!MUSCLE ATTACKデビュー前からあった曲なんだ。
オレがShunp、Jong、HIDEHIROと出会って彼らに触発される事が沢山あって、このメンバーと最高の音楽を作りたい・・・。そんな思いが重なって、この曲が出来た。
でも当時は、どんな歌詞で表現しようか答えが出なくて、しばらく眠っていたんだ。
迷っていたオレの背中を押してくれたのは、ある夜、MUSCLE ATTACKライブ後の帰り道だった。
ファンの皆と最高の時間を過ごせた感動と、もっと成長した自分になりたいという悔しさ。色々なモノを抱えて歩いてた。
一言では言い表せないこの思い。だったらそのまま歌にしちゃえばいいじゃん!って急に吹っ切れた。
オレ達とみんなにとっての応援歌みたいな存在になれば、最高に嬉しい。
◯HIDEHIRO
これは俺にとって特別な存在。
SHINPEIから「もう一度お前とバンドがやりたい!」って話をもらったとき(MUSCLE ATTACK結成当時)、同時に送られてきた音源に入っていた曲なんだ。
数ある楽曲の中でも異様な輝きを放っていたのは今でもよく覚えてる。
それから度重なるチャレンジを経て、俺達メンバーと共に、ゆっくり変化し、成長し、熟して、ようやく皆に聴いてもらえるまでになった。
お待たせしました。極上の友情パワー♪